話によると逮捕された男は自宅に近い高校から自転車を盗んだが、それは5キロ離れたバス停まで毎日歩いて職業訓練学校に通っている娘のためだったそうです。
男は娘に中古の自転車を買ったと偽っていたが、元の持ち主が気づき、男と娘を警察へ連行。
しかし事情を聴取した警官たちは、水道も電気も通っていないという男の家族の困窮状態を知り、寄付しあって娘に新しい自転車を買ってあげたそうです。
法の番人警察といえども、人の情に勝てないときもあるようです。犯罪は悪いことかもしれないけど、犯罪者を作り出す社会にも責任があるわけで、善悪両面あって人間は形成されているもの。
日々流れてくる犯罪ニュースも犯罪者のバックグラウンドや、環境がわからない状態で、一概に絶対悪であるとは、言えない部分もでてくるかもしれないですね。「罪を憎んで人を憎まず」っていう言葉もありますし、ひょんなきっかけから明日はわが身になる可能性も。
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